
MF自己防御型サーバ統合監視システム
統合監視(Zabbix)
脆弱性管理
自動防御・初動対応
ログ自動収集・共有
AIログ分析
ナレッジ蓄積・再利用
MF自己防御型サーバ統合監視システム
“検知して終わり”にしない、人に依存した運用から、継続的に進化する運用基盤へ
サーバの異常を検知した際に、担当者がログインして状況を確認するのを待たず、あらかじめ定めたルールに基づいて遮断・サービス停止・通知などの初動対応を自動実行する「自己防御型」の運用基盤です。
システム概要
従来のサーバ運用では、監視、障害対応、脆弱性管理、ログ分析、情報共有がそれぞれ別のツールや担当者に分かれており、状況把握や引き継ぎに時間がかかる課題がありました。本システムは、サーバ運用・保守業務に必要な機能を一つの基盤に統合します。
- 統合監視(Zabbix) サーバ、ネットワーク、ミドルウェアの状態を一元監視し、アラートを管理します。
- 脆弱性管理 JVN公開情報とサーバ構成情報を照合し、影響を受ける脆弱性を自動検出します。
- 自動防御・初動対応 不正アクセスや異常挙動を検知すると、あらかじめ設定したルールに基づき、IP遮断や対象サービスの停止などの初動対応を自動実行します。
- ログ自動収集・共有 障害発生時の関連ログを自動収集し、SharePointへ保存・共有します。
- AIログ分析 Azure OpenAIを活用し、原因候補、影響範囲、推奨対応を分析します。
- ナレッジ蓄積・再利用 障害対応履歴や分析結果をナレッジとして蓄積し、過去事例を活用した迅速な問題解決を支援します。
異常検知から初動の自動防御、AIによる原因調査、SharePointへのナレッジ蓄積までが同じ基盤の上でつながるため、担当者は複数のツールを横断することなく、状況把握から対応・記録・共有までを一貫して行えます。
主要機能の紹介(技術的特長 6選)

統合監視(Zabbix)
サーバ、ネットワーク、ミドルウェアの状態を一元監視し、異常発生時にはリアルタイムでアラートを通知します。複数のシステムを同じ基準で管理できるため、監視業務の効率化を実現します。

自動防御・初動対応
不正アクセスや異常挙動を検知すると、IP遮断やサービス停止などの初動対応を自動実行します。担当者の対応を待たずに被害拡大を抑制し、迅速なインシデント対応を支援します。

脆弱性・構成管理
OSやミドルウェアのバージョン情報を一元管理し、JVNの脆弱性情報と自動照合します。影響を受けるサーバを早期に特定し、セキュリティ対策の漏れを防ぎます。

ログ自動収集・共有
障害やセキュリティインシデント発生時に、CPU・メモリ・ディスク使用状況やイベントログを自動収集します。収集した情報はSharePointへ共有されるため、迅速な状況把握と原因調査が可能です。

AIログ分析
Azure OpenAIを活用して収集ログを分析し、原因候補・影響範囲・推奨対応を提示します。過去の障害対応履歴も参照するため、問題解決までの時間短縮につながります。

運用ナレッジ共有
障害対応履歴や分析結果をMicrosoft SharePointに蓄積し、組織内で共有・再利用できます。属人化を防ぎながら、継続的な運用品質向上を実現します。
活用メリット(導入効果)
異常検知から初動対応までを自動化
サーバの異常や不正アクセス、アクセス集中を検知すると、あらかじめ設定したルールに基づきIP遮断やサービス停止などの初動対応を自動実行します。担当者のログインや状況確認を待たずに対処できるため、被害拡大の防止と対応時間の短縮を実現します。
AIが原因分析と対応方針を支援
障害発生時に収集したログをAzure OpenAIが分析し、原因候補・影響範囲・推奨対応を提示します。さらに過去の障害履歴や運用ナレッジも参照するため、経験の少ない担当者でも迅速かつ適切な判断を行えます。
運用ノウハウを組織資産として蓄積
障害対応履歴やAI分析結果をMicrosoft SharePointに蓄積・共有し、過去事例を組織全体で再利用できます。担当者ごとの属人化を防ぎ、運用品質の標準化と継続的な改善を支援します。
図 自己防御型サーバ統合監視システム システム構成図
