リモートリポジトリとの連携方法（GitHub、GitLab、Bitbucket等）
ダオ・ヴァンフィーみなさん、こんにちは。私はフィーと申します。
私はベトナム出身のエンジニアで、Java言語に関連する製品の開発に5年以上の経験があります。
GITやコード管理に興味のある方々に、これまでに蓄積してきた経験を共有したいと思っています
前回の記事では、Gitでブランチを効果的に使う方法について説明しました。今回は、GitHub、GitLab、Bitbucketといったオープンソースプラットフォーム上のリモートリポジトリと連携し、チームでの共有やバックアップを行う方法を解説します。
では、ローカルのリポジトリをGitHubなどと接続するにはどうすればいいのでしょうか？この記事では、GitHubを例に、ステップごとに分かりやすく説明します。最初に、リモートリポジトリの概念について説明します。
リモートリポジトリとは、GitHub、GitLab、Bitbucketなどのサービス上にある遠隔リポジトリへのリンクのことです。Gitでは、「push（プッシュ）」や「pull（プル）」を行うとき、このリモートリポジトリを対象に操作します。
では、ローカルのリポジトリをリモートリポジトリ(GitHub)に接続するにはどうすればよいのでしょうか？
すでにローカルでGitリポジトリを作成していると仮定します（まだ作成していない場合は、前回紹介した git init を参考にしてください）。
次に、以下のコマンドを使ってローカルのリポジトリをリモート（GitHub）のリポジトリにマッピングします。
git remote add origin https://github.com/username/repo-name.git
-git remote add は、ローカルリポジトリをリモートリポジトリにマッピングするためのコマンド（構文）です。
-origin はリモートのデフォルト名です。
-https://github.com/username/repo-name.git はGitHubリポジトリのURLです。
注意：このコマンドを実行する前に、GitHub上に空のリモートリポジトリを作成する必要があります。
GitHub上に空のリポジトリを作成する必要があります。
リモートと接続できたら、GitHubにコードをプッシュします。
ブランチ名を main に変更（必要な場合）:
git branch -M main
コードをリモートにプッシュします:
git push -u origin main
説明：
-M は現在のブランチを main にリネームします。
-u はローカルの main ブランチとGitHub上の main を紐づけます。これにより次回以降は単に git push でOKになります。
次回以降のリモートリポジトリ(GitHub)へのコードのプッシュはどうすればいいですか？
リポジトリのマッピングとブランチの設定が完了していれば、その後のプッシュは非常にシンプルです：
Gitは自動的にどこにプッシュすべきかを認識します。
git push
今回の記事では、GitHub、GitLab、Bitbucketなどのリモートリポジトリへのマッピング方法について解説しました。
次回の記事では、リモートリポジトリからローカルリポジトリにソースコードを取得する方法を説明します。
ぜひお楽しみに！
