説明
組織では、データの重要性に応じて、データのセキュリティを確保するためにさまざまなアクセス権が割り当てられます。
アクセス権を設定しないと、以下のようなトラブルが発生する可能性があります。
- 極秘データが外部に流出する
- 誤ってデータを書き換える
- 誤ってデータを削除する
kintoneのアクセス権は、アプリの利用者や利用者のグループに対して設定される利用権限のことです。
アプリ作成時や編集時に、アプリごと、レコードごと、フィールドごとの3つのレベルで設定でき、対象ユーザーに閲覧権限、編集権限、削除権限を与えることができます。
注意点として、アプリ管理の権限を持つ人がいないと権限変更ができません。
また、アクセス権を設定したり、アプリのアクセス権状態を確認するためには、アプリにアクセスする必要があります。
アプリケーションの数が増えると、権限の設定と管理が難しくなります。
そこで、組織のkintoneシステム内の全アプリケーションのアクセス権の設定や状況を一元管理できるプラグインを開発することを目指します。