SharePointの大規模運用を高速化。「SharePoint DocLib一括管理ツール(拡張版)」を正式リリース

教育機関・企業・自治体等の数万ユーザー規模に対応したフォルダ作成・権限設定をノーコードで自動化。ロールバック対応でミスも即復旧

Microsoft 365(MS365)のSharePointを業務基盤として活用する教育機関・企業・自治体では、ユーザー数の増加に伴い、フォルダ作成や権限設定といった管理作業の煩雑化や、設定ミスによる手戻りが大きな課題となっています。
株式会社メディアフュージョン(本社:大阪市北区)は、SharePointとExcel Onlineを活用し、MS365上で業務システムを構築するツール「SharePoint DocLib一括管理ツール(拡張版)」を正式リリースしました。
本ツールは、数万ユーザー規模のフォルダ作成・アクセス権設定、ファイルの配布回収等を安全かつ高速に処理できる独自の超並列エンジンに加え、ノーコードで業務フローを構築できる「アクショングループ」、作業を取り消せる「ロールバック機能」を搭載しています。
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●製品の特徴

1)圧倒的な処理スピードと安定性

独自の超並列処理エンジンにより、数万ユーザー規模の環境でもPower Automateの制限(PPR)を回避しつつ、短時間でフォルダ作成・アクセス権設定・ファイル配付・帳票作成等の処理を完遂します。

  • 標準構成: 数千件規模のフォルダ作成や権限設定を、API制限に抵触することなく着実に実行。
  • 高速化オプション(Azure連携): 大量のファイル配布や、Excelへのデータマッピングを伴う高度な処理に適用。並列実行ユニットを拡張することで、1万件のユーザに対して個々のファイルへのデータ書き込み・マイフォルダへのファイル配布をわずか約30分(※)で完了させるなど、驚異的なパフォーマンスを発揮します。
    大規模大学のeポートフォリオ資料配布や、全社員向けの人事評価フィードバックなど、一刻を争う大量配付業務に圧倒的なアドバンテージを提供します。
    ※データ量により変動します。
2)ノーコードで業務フローを定義できる「アクショングループ」

フォルダ作成、権限付与、ファイルコピーなどのアクションを自由に組み合わせ、独自の「アクショングループ」として定義可能。人事考課やeポートフォリオ作成など、組織固有の複雑なフローをノーコードで自動化します。

3)安心の「ロールバック機能」

一括で行った作成・コピー・移動、アクセス権設定などをボタン一つで実行前の状態巻き戻せます。人為的なミスが発生してもリカバリできるため、管理者の心理的負担を大幅に軽減します。

●開発の背景:大規模運用における「速度」と「ミス」の壁

Microsoft 365 のSharePointを利用したDX、すなわちSharePoint活用した業務システムの構築を進めていくと、以下が大きな課題になっていました。

  • 大規模組織でのフォルダ配布
  • 権限設定の陥りやすいミス
  • API制限による処理中断

本ツールは、これらのボトルネックを「高速化」「自動化」「巻き戻し可能性」で解決し、業務担当者の負担を大幅に軽減します。

想定される活用シーン

  • 大学・教育機関: 「教員評価」における書類の配布・一括回収、その他各種評価・調査業務等。
    学生に対しては、活動記録や成果を蓄積する「eポートフォリオ」用フォルダを一括作成し、適切な閲覧・編集権限を自動付与。
  • 企業・公的機関: 人事考課、エンタープライズポートフォリオ(スキル管理・タレントマネジメント)、人事・労務の文書一括管理、予算管理、ISMSなどISO対応業務。

●製品概要


製品名SharePoint DocLib一括管理ツール(拡張版)
主要機能フォルダ操作・アクセス権設定及び確認
ユーザマスタから大量のユーザーのマイフォルダを一括作成等。
複数のDocLibにも対応。
ファイル操作/配付回収・アクセス権設定及び確認
マイフォルダにファイルを配付・回収。
他システムからのデータ収集
当社のMF教員業績管理システムからのデータ収集は、標準機能。
それ以外は、Power Automateを利用して拡張可能。
帳票入出力(Excel/PDF)
当社の帳票入出力ツールCabineX for MS365を利用して帳票を出力だけでなく、Excelからはデータ抽出も可能。▶CabineXの詳細はこちらです
今回の新機能大規模ユーザ向け「超並列処理機能」
標準で数千規模、高速化オプションにより万単位のマイフォルダを抱える大学や大企業でも短時間で処理を完遂。
ワークフロー・スケジュール実行機能
ドキュメントライブラリーに対する各種処理の定義ワークフローとして登録。手動実行だけでなく、指定時刻の自動スケジュール実行が可能。
ロールバック機能
一括処理(作成・コピー・移動・権限設定)の実行取り消しが可能。設定ミスが発生しても即座に実行前の状態へ復元。
提供形態パッケージ販売。本ツールは、システム管理者が操作する管理者ツールであり、SharePointサイト単位に配置する。
利用対象・業務Microsoft 365(SharePoint)を導入・活用している企業、大学、研究機関等のシステム管理者。
現在利用している業務システムもMicrosoft 365業務システムに移植可能。
価格帯お問い合わせください

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図 Microsoft 365 業務システム:SharePoint DocLib一括管理ツール(拡張版)の活用イメージ

●当社が目指すSEaaS(SaaS Extension as a Serviceプラットフォーム拡張型サービス)

SEaaSは、Microsoft 365等に代表される「統合型プラットフォームSaaS」上にシステムを構築する形態と定義します。SharePoint DocLib一括管理ツールは、Microsoft 365を利用したSEaaSを実現するためのツールです。
拡張性と低コストを両立:SEaaS(SaaS Extension as a Service)は、Microsoft 365を基盤に拡張性と低コストを両立する新しい業務システム構築方式です。オンプレミスや従来型SaaSの課題を解決し、DX推進に寄与します。コスト面では、以下に着目しました。

  • サーバレンタルが必要となるオンプレミス方式のレンタル料金・セキュリティ保守コストの負担増。
  • 従来型クラウドのSaaSの利用料が、利用者が限定される業務特化型SaaSでは高額になりがちで中長期で考えるとコスト負担が大きく一部ではSaaS離れの傾向も見られます。

SharePoint DocLib一括管理ツールは、すでに多くの機関で導入されているMicrosoft 365を活用することにより既存のシステム形態よりも低価格でしかも拡張性を確保します。
当社はご紹介した本ツールを含めてSEaaSの実現を支援する以下のツールを開発しています。

  • SharePoint DocLib 一括管理ツール;ご紹介したツールです。
  • Power Apps 自動画面生成ツール;データ構造設計書に基づいて入出画面とLists・Dataverseの自動生成・自動更新・データ構造変換を行うツールです(2026年3月リリース)
  • Power BI 拡張ツール;大量データ対応、レポートの表示面積の狭さなどPower BIでレポート作成において課題になっている点を補うツール群です(2026年夏リリース予定)

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