●2017/6/23号 MF教員業績管理システム 本年度新バージョンリリースのお知らせ

MF教員業績管理システムは、毎年各ユーザ様のご要望を整理してバージョンアップ機能をリリースしております。
本年度新バージョンにおいてリリースする機能について、ご紹介致します。

【新機能について】
~新しい機能追加・改善~
・Windows10、ブラウザのMicrosoft Edgeに正式に対応します。
・公開画面のデザインを一新します。
・教員の業績のプロモーション強化の機能が充実されます。
・クローリング機能を改善します。
(AI技術を使い、研究者の経歴や分野による著者自動確定機能が持てるようになります。)
・分析機能強化とベンチマーク機能
・帳票出力、一括登録の処理速度等機能改善

【追加・改善機能について】
~既存オプション機能の改善~
・学術論文クローリングの機能が向上します。
- 研究者の過去の経歴を考慮したクローリング可能が可能となります。
- URA部署や代理人更新といった業績データの確定支援として、AI機能を用いた業績の著者自動確定処理が可能となります。
・汎用帳票出力オプションでのメモリ消費を改善します。
・汎用一括登録オプションでデータ登録規制の事前チェックが選択できるようになります。

~新オプション~
・クローリング&フィード機能でAI技術を利用し、過去の経歴や研究分野を考慮し著者の自動確定が可能となります。
・公開画面を目的に応じていくつもの検索トップ画面を構築できるようになります。
登録されたデータを表示する時に、外部からサイトに訪れた人の目的に応じた様々な切り口で複数のサイトを構築することができるようになります。
(ワンソースマルチサイト:研究シーズ検索用画面・受験者からの切り口での教員検索とトップなど)
・詳細検索の項目を任意に変更する設定が可能となります。

~教員の業績のプロモーション強化~
・研究者がそれぞれの外部研究アピールのためのビジュアル化されたシーズサイトを構築できるようになります。
・入力画面にて入力者が任意のファイルを添付可能とし、公開画面でダウンロード・プレビュー表示ができるようになります。
- 添付ファイルと公開画面でのサムネール表示・ダウンロードが選択できます。
- これにより、業績タイトルに表示されたファイル本文が登録可能となります。
・各教員ごとにそれぞれPRしたい事に応じて表示項目の配置等のカスタマイズができるようになります。
・HTMLエディタのテンプレートの読み込みが可能になります。
・レコードの複製移動ができるようになります。
・複数のドロップダウンリストを連動させることができるようになります。
・データ間で関連付けができるようになります。(例;研究シーズと論文などの相互データ表示)
・登録時に共著者にも同じデータを一括で登録できるようになります。
・自然文を解釈してデータ要素を抽出して登録できる機能をβリリースします。(連続したデータを項目分割して登録用のデータを作成します)
・教員が選択できる3つの公開画面テンプレートを準備することが可能となります。(教員は自身が特にアピールしたい画面を複数持つことができます)
・教員の個人プロフィール画面に、教員の写真だけでなくタイトルカバー写真を表示することが可能となります。

~その他~
・スマホやタブレットなどレスポンシブル対応を間もなくリリースします。(タッチパネル対応)
・研究推進部署やURA部署の業績分析ツールとしてMicrosoftPowerBIと連携し、業績データのドリルダウン、スライス等の機能を用いて各種分析ができるようになります。
・ベンチマークとして、自校の業績分析だけでなく他校との比較を行うための論文情報の収集が可能です。

これらの機能により、公開画面を通じて大学教員のプロモーションや、システム管理者のデータ管理および管理機能がこれまで以上に充実されることになります。
ぜひともこの機会にバージョンアップのご検討を頂けますようお願い致します。

上記のうち既に完成している機能もございます。
バージョンアップされた製品の機能詳細は、下記へお問い合わせください。

問合せ先: <https://ssl.mediafusion.co.jp/ask2>
https://ssl.mediafusion.co.jp/ask2

*記載されている会社名、製品名、サービス名は、各社の登録商標または商標です。

●2017/1/5号 教員業績管理システムにおける教員(研究者)のプロモーション

謹賀新年
昨年は格別の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本年も社員一同、皆様にご満足頂けるサービスを心がける所存でございますので、 何とぞ昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。

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大学においては、教員の教育や研究業績は自校をアピールする主要な手段のひとつです。
実際に、THEやQSのランキングでも、アカデミックピアの指標はその他の評価項目より大きなパーセンテージをしめています。

そして、大学外部の人たちがその大学の教育や研究情報を知る手段として一番有力なのは、おそらくホームページのコンテンツですが、日本の大学はそれをうまく活用できているでしょうか。

最近、世界・アジアのランキングで台頭しているアジアの大学名を目にして、明らかに自校の方が研究業績が上にもかかわらず自校より順位が上なのは何故なのかと疑問に思う大学もあることでしょう。
弊社が懇意にしているQS-Asia社に見解を問合せると、研究業績が上だというその日本の大学名は海外の諸地域ではあまり知られていないが、下だと思っている大学の方の知名度がより高いのでランキングが上位になる、つまりアピールが上手く無い事が問題だ、という回答が必ず返ってきます。

また、海外の大学関係者と接するときの話題で、日本の大学が輩出した科学者がたてつづけにノーベル賞を取っているのは羨ましいと良く耳にします。それにもかかわらず、日本の大学の国際的なランキングは総じて下降しています。これも同様にアピールの不足から来ていると考えられ、日本の大学は国際社会の中で勝ち抜くために、研究者(教員)業績のアピールに注力すべき時代となっていると考えられます。

このため、大学の教員情報の公開は、日本(日本語)という閉じられた枠の中だけでの比較だけでは通用しなくなってきています。同様にそれは、教育や研究情報の公開義務化のためという観点でなく、研究者と大学のアピールに利用するツールとして利用するべきでしょう。

メディアフュージョンは、MF教員業績管理システムの機能強化の中で、研究シーズ等を教員プロフィールの公開画面の中に組み込んだり、研究者が自分の最もアピールしたい部分を強調できるように、自由に個人で画面レイアウトして公開するためのブログの画面編集のような機能を持ったオプションをリリースする予定です。

この機能により、産官側からのシーズ検索による共同研究先の連携や、競争的資金の獲得の機会増加を目的とした情報公開が出来るようになると考えています。
また、QS社の報告にも日本の大学の改善点として記されていましたが、日本語英語両面で業績情報を充実させることにより、 海外への露出度が向上しピアも増え、効果的なアピールとなるでしょう。
さらに業績をビジュアル化すること、アクセスの多いサイトへのデータ連携により大学のアピールを強化するツールとして役立てていただけると思います。

製品の詳細は、下記へお問い合わせください。

問合せ先:https://ssl.mediafusion.co.jp/ask2

*記載されている会社名、製品名、サービス名は、各社の登録商標または商標です。

●2017/1/4号 Higher Education Planning in Asia (HEPA) Forum 2017のご案内

下記は香港科技大学学長室(HKUST)アドバイザー、
Michael Fungより依頼を受けてご案内しております。

来る、2017年3月21,22日(2日間)に東京工業大学様にて
第6回、Higher Education Planning in Asia (HEPA) Forum 2017が開催されます。

このカンファレンスは、大学様の経営企画に携わる方々の情報交換、
勉強会として過去アジア全体、オーストラリア、ニュージーランド、
ロシアなどの国々の大学・機関から、300名以上の参加者が集まって
交流を図る企画となっております。

過去のHEPAフォーラムは海外の諸都市で開催されておりましたが
今回は初の日本での開催となりますので、
他国の大学のケーススタディやプレゼンテーションよりIRの取り組み状況を知り、
大学経営・国際化に携わる方々の交流を持つ良い機会かと思われます。

既に、日本の大学様からも参加申し込みを頂いている様ですが、
さらに多くの機関からの参加をいただきたいという事で
開催者より承っておりますので以下、ご案内させて頂いております。

             記

開催日時:2017年3月21日、22日
開催内容の詳細:http://hepa.ust.hk/
主催:香港科技大学、東京工業大学

会場:東京工業大学

カンファレンスの内容詳細・申し込みについては、
http://hepa.ust.hk/
の上記URLをご覧ください。

※当会議は国際会議であるため、会議自体は英語にての開催となります。

振るってのご参加を、宜しくお願い致します。

*記載されている会社名、製品名、サービス名は、各社の登録商標または商標です。